「自分のことは棚に上げて人の揚げ足ばかり取る人」よくいますよね。 人の発言や行動の小さい部分を攻撃する人は職場でも存在します。 「小さいことをいちいちいちいち、むかつくんだけど!」 って怒りたい気持ちもわかりますが、そこは一旦怒りを抑えてスルーすべきか、言い返すべきなのか考えてみましょう。 そこでここでは、揚げ足を取る人の心理と、揚げ足取りに対する対処法をご紹介します。
揚げ足取りとは!?揚げ足取りの意味と特徴

職場で揚げ足取りをする人はどんな人に多い?

①劣等感を持っている人
あなたに対して、揚げ足をいちいち取ってくる人は、あなたに対して劣等感を感じている人が多い傾向があります。 どうしてあなたに対して劣等感を感じているのか?と考えた時に、相手とあなたの立場の違いから考えてみましょう。- 相手はあなたよりも年上であるにも関わらず給与はさほど変わらない
- 相手はあなたよりも古株なのに地位が同じである
- 周囲が見た時に、あなたより相手の容姿が劣る
- 相手があなたを見た時、充実しているように見える
飲み会中の説教とかマジ勘弁。 よくいる俺がお前らの歳の頃は~ってやつ。 時代遅れのプライドだけ高い老害は会社に要らんわ
— ゆず (@yuzu127yuzu) 2018年10月20日
②さみしさや孤独を抱えている人
人は誰しもさみしさや孤独を少なからず抱えているものです。 ところが、揚げ足取りをする人は、さみしさや孤独感がこじれて「かまってほしい」にいつの間にか発展していることが多いんですね。 会話をしている時に「仕事の話ばっかりだな・・・自分のこともちょっと気にかけてほしいな・・・」 そんな気持ちからついつい揚げ足を取ってしまうんですよね。 つまり天邪鬼です。子供が親に構ってほしい時にいたずらをするのと同じ心理です。 「仕事は仕事」と大人ならば割り切れるでしょうが、このタイプの人は、家庭や友人関係で埋められないさみしさや孤独感を職場に持ち込んでしまっている、と考えられます。 また、このタイプは一人の人をターゲットにして揚げ足を取るのではなく、適当な人を捕まえて会話しては揚げ足を取るタイプです。 さみしさや孤独感から揚げ足を取る人はコミュニケーションを望んで揚げ足を取っているので、相手に嫌がられても反応があることを喜ぶタイプです。③人を見下す人

11月会社の飲み会予定多すぎるよ。。。 飲み会が嫌いな理由は,普段人を物のように扱って見下す奴と食の場でも同じ空間にいないといけないから。 関わる必要がある人とか好きな人だけで飲めたらどれだけ楽なことか〜😶
— ナオ (@n31666207) 2018年10月23日
④マウンティングしたい人
マウンティングは女性にとっても多い行為ですね。 動物のマウンティングから使われるようになった言葉ですが、動物は、自分が優位であることを示すためにマウンティングを行います。 これはとっても女性的なんですよね。 社会の中において、男性は常に上を目指します。 平社員からリーダーに、リーダーから係長に、そしていずれは・・・というように、地位的向上を望むのが男性です。 ところが、女性の場合には、「その場をいかに優位に過ごすか」といったことのほうが重要な傾向があります。 つまり、小さな派閥の中で、グループの中で自分の優位性を示すためにマウンティングを行うのです。 自分に優位なグループは自分が過ごしやすいですしね。 自分のグループに所属する人に対しては「私に逆らうと、このタイプはグループにはいられないわよ」という空気を醸し出すので、 気に入らない人をターゲットにしては、マウンティング行為の1つとして揚げ足取りを行います。 「いやだぁ。あなた私の部署にいるのに、そんな恥ずかしいこと言わないでよ」みたいなこと、ありませんか? 自分の居場所を荒らされるようなことに対するアンテナだけはピーン!といつも張り巡らせているので、荒らされる!と感じればすぐにマウンティング行為を始めます。ヒエラルキーやマウンティングが浸透してる世代なのかね。自分が優位=自分が上、みたいな?オバハンの時代は、これでも一応、年上には気を使ってたよ、これでも。(舐め腐った相手には全力でタメ口利くスタイル、私はコレで会社を辞めました)
— らっつ (@0oOoOoOo0oOoOo_) 2018年10月19日
⑤性格が粘着質でしつこい人
揚げ足取りを意識的にしているのではなく、性格的にしつこく粘着質な人は一度間違えた言い回しをすると、いつまでもネチネチと始まります。 上にあげた揚げ足を取る人のタイプは往々にして、性格的にしつこい人が多いです。 大体、人の言葉の揚げ足を取る時点で粘着質なんですよね。 確かに職場内で言い間違いをした時に気ごころの知れた同僚同士ならば、笑いながら指摘することもあるでしょうし、「◎◎だって!(笑)」ということもあるでしょう。 しかし、人の揚げ足を何度も取る、「またか・・・」と思うほど揚げ足を取ってくる人は性格的にしつこくて粘着質なのです。 揚げ足を取るタイプの人を見ればわかるように、一見して面倒なタイプばかりです。 面倒な上に粘着質でしつこいため、対処方法は慎重を期す必要があります。職場で揚げ足を取る人への6つの対処法

揚げ足を取る人への対処法①言われたことは事実だけを受け止める
揚げ足を取る人は、ミスを訂正して「あげた」と思っています。 また、あなたが恥を感じる顔を見たい、という心理も働いています。 そこを上手にスル―すると相手はやりがいがなくなるので、揚げ足取りの回数も徐々に減ってくるでしょう。 言われたことの事実だけを認めればよいのです。 「◎◎ってなんだよ、××だろ?だからお前は・・・云々」始まったら 「そうですね、言い間違えました。ありがとうございます」それだけで良いのです。 ネチネチと始まっても、あとはスルーしておくだけ。 指摘されたことだけを受け止めておけば相手もつまらなくなるでしょう。批判・非難・悪口・陰口・嫌がらせ・揚げ足取りこんなの基本無視だ。
そういう時はムカつきを抑えろ。 感情をコントロールする機会に変えろ。 相手するのは時間の無駄だから無反応を保つんだ。 怒ったりしたら相手の思う壺だ。 クソみたいなやつに感情をコントロールされるなんて馬鹿げてるだろ。 — すえのぶ (@suenobu_) 2018年10月24日
揚げ足を取る人への対処法②相手を下手に刺激しない
揚げ足を取る人は基本的に粘着質でしつこいタイプが多い上にプライドも高い人が多いです。 そのため下手にプライドを傷つけるようなことをして下手に刺激してしまうと、攻撃的な意識がそこに加わり今まで以上に揚げ足を取ってくるようになるでしょう。 さらに面倒なことになるのは容易に想像できますよね。 確かに揚げ足取りを何度も何度もされると「カッチーン!」となり、 同じようにその人が言い回しを間違えた時などに揚げ足を取りたくなるのは人間なので当然のことです。 しかし、そこはグッと我慢をしてやり過ごすのが大人のやり方です。 あくまでも職場は職場であり、友人関係でも家族でもありません。仕事をする場所でありケンカをする場所ではありませんよね。 やり返すことで、「自分も同じレベルになってしまう」と自分に言い聞かせ、やり過ごすようにしましょう。揚げ足を取る人への対処法③自分とは違う他人であることを認識する

揚げ足を取る人への対処法④適度な距離感を保つ
揚げ足取りをするしないに限らず、職場ではある程度の距離感は必要なものです。 社会人になれば、だんだんと「人間関係の距離感」は感じるようになるものですが、 揚げ足を取る人は、逆に人間関係の適度な距離感をわかっていない人も多いです。 揚げ足を無下にスルーすれば「無視された」と刺激してしまう懸念もあります。 揚げ足を取る人は劣等感や孤独感、さみしさ、マウンティングなど様々なタイプがいますが、基本的には相手の反応を楽しみにしています。 それは相手が嫌がろうということも関係なく、です。 無視してしまうと、劣等感や孤独感に拍車をかけ、マウンティング行為の1つであれば、さらに揚げ足取りの行為を助長させてしまう危険性もあります。 揚げ足を取られたら、「そうですね」「そうだったね~」とやり過ごし、「ありがとう」と感謝の言葉を伝える程度の適度な距離感を保つようにしましょう。アットホームな職場=それぞれの距離が近くて適度な距離感を保てないから悪口が耐えない だと思ってる
— よりよし (@Alsdiok34) 2018年10月20日
揚げ足を取る人への対処法⑤上級者向け!相手の信頼を勝ち取る
揚げ足を取ってくる人に「ムカツク!」と思っていても、相手は自分が変わらなければと思わない限り変わりません。 うまく対処するだけではなく、揚げ足さえも取られないようにするためにはこちらが変わること。 上級者向けの方法ではありますが「信頼を勝ち取る」方法がおすすめです。 揚げ足を取る人は、何らかの心理によって他者から自分を認めてもらいたいという意識が強い場合が多いです。 反撃や無視は他者からの攻撃と認識するため、攻撃意識が強くなります。 太陽と風という昔話ではありませんが、反撃をするのではなく、言い方は悪いですが、取りこんでしまえば揚げ足を取るようなことは減ってくるでしょう。 揚げ足を取られる時だけではなく、普段からコミュニケーションを意識して取っておくことで、その人からのあなたに対する意識も変わってくるはずです。 人間は不思議なもので、よほど厄介な性格な人を除き、信頼されればされるほどその人のことを責めたり、意地悪をしたりということはできなくなるものです。 また自分を信頼してくれるという気持ちは、相手をやりこめてやろうというささくれ立った心理をいやす力もあります。 揚げ足を取る人が揚げ足を取りたくなるような心理状態を作らせないようにすれば、揚げ足を取ることもなくなるでしょう。 上手に信頼を勝ち取ることができれば、揚げ足を取られた時にも「そんなこと言わないでくださいよ・・・傷つきました」と伝えることもできるようになるでしょう。 相手も「こういうことをすると人は傷つく」ということがわかれば、次第に揚げ足を取るようなことはなくなります。揚げ足を取る人への対処法⑥反撃は最終手段
職場の難しいところは、友人同士と違って「毎日顔を合わせ、仕事をする場所である」という部分です。 反撃をするのはいつでもできますが、下手に反撃をすると周囲の人まで巻き込んでしまいかねません。 下手をすると、周囲の人から「余計なことをしてくれた」とあなたが冷たい目で見られないとも限りません。 どうしても目に余り、我慢に我慢を重ねてきたけれど、もう無理!という場合まで反撃するのはおすすめできません。 適度な距離感を保っても、大人の対応でやり過ごしても、執拗に揚げ足を取り続けるならば、 周囲の人や上司に相談し、どれほどに苦痛なのか、迷惑をこうむっているのかを突き付ける方法も最後の手段として取っておきましょう。 ただし、上司に相談したり周囲に相談することで、相手の怒りを買い、さらには職場いじめにまで発展することもあるかもしれません。 反撃をするなら徹底的に行うべきですが、反撃をする、ということは相手を傷つける行為であることを忘れてはいけません。 相手がどんな人であろうと、傷つける行為であるということは自分も傷つく覚悟が必要になります。 そうなる前にやはり、大人の鈍感力とスルー力は身に着けておきたいですね。一番ムカつくのは挨拶とか無視されることなんで、返事もらえるまで挨拶する(粘着質)。元会社で役職の方々に挨拶ガン無視された時ムカついてひとりひとりのデスクの視界に入る所まで行って名指しで挨拶したら引きながら返された。いや、聞こえてんじゃんと思った。 よ。おはよう!!!
— 甲子えりか🍶 (@erika_kinoene) 2017年10月8日
死ぬほどむかつく!職場で揚げ足取りをする人の心理と上司を黙らせる6つの対処法まとめ
