ブラック企業に転職しないための方法!危険な応募リストをチェック

ブラック企業に転職しないための方法!危険な応募リストをチェック

今では転職や再就職を考えた時にまずネットで求人を検索すること人が大半でしょう。

確かにネットでの検索は、手軽に情報にアクセスできるというメリットがある反面、ブラック企業の耳障りのよい求人広告に騙されてしまう可能性があります。

転職サイトは人材を斡旋するだけで企業に紹介料が入る仕組みです。

悪徳業者は斡旋料欲しさに、転職者の気持ちなど一切考えず、適当に決まりやすい職場を紹介してくることもよくあります!

また悪徳求人サイトは、ブラック会社と癒着している場合だってあるのです。

この記事では、ブラック企業にひっかからないために覚えておきたいチェックルールをご紹介します。

ブラック企業の魔の手に引っかからないために自衛手段をしっかりと見に付けましょう。

ブラック企業を見極めるために知っておくべきこと

キャリアにブランクがあったり、まだキャリアが若かったりする場合、経験不問求人が気になると思います。

具体的にアピールできるスキルを問われると心もとない場合には、経験不問求人は魅力的にうつりますよね。

しかし、そこにはブラック企業からの甘い罠が潜んでいる場合が多いのです。

その具体例を見ていきましょう。

経験不問求人に飛びつかないこと!

経験不問求人はなぜ募集されるのでしょうか?

企業は基本的には中途採用には即戦力性を求めます。企業としては、ポテンシャル採用であれば、新卒をとったほう中途採用をするよりもメリットがあるのが一般的です。

理由は以下の3つです。

  • 新卒採用の給料は中途採用の給料よりもやすい
  • 大学院卒でも20代ですし、若いので採用後自社で活躍してくれる期待可能性期間が長い
  • 初めての社会人経験となるので、真っ白な状態から自社のカラーにそった教育を施すことが可能

このような企業側の事情を考えるとしたがって、中途採用で経験不問求人を募集している場合は、何かしら裏や事情があるという前提でいたほうが良いでしょう。

この記事で述べるように、経験不問求人に応募することにより、新たなキャリアの扉を開くこともできるので、やみくもに恐れる必要はありません。

ここでお伝えしたいのは、求人に飛びつく前に一度本当にその求人が自分にフィットしているのか検討してみていただきたいということです。

このプロセスをへることなく、求人にとびついてしまい、そのまま採用されてしまうと、簡単に後戻りができなくなります。

雇用契約を結び就業すると、その人の職務経歴書上には確実にその会社に勤めた履歴が残るから、辞めるにも出口作戦が必要になってきてしまうからです。

そうなると労力がもったいないほか、職務経歴書にも傷ができてしまう可能性があります。

転職回数が多い応募者を敬遠する企業は、まだまだたくさんありますので、安易に求人にとびつかず、この記事も参考にじっくり検討してみてください。

経験不問の裏を解説

まず、意識していただきたい前提知識として、信頼できる転職エージェント、人材紹介会社経由で出されている募集要項と、企業が直接出している募集要項では、法律による制限が異なるということです。

職業安定法という法律があり、転職エージェントや人材紹介会社など行政庁に登録を行っている事業者が出す募集要項は、この法律の制限のもと、応募者にわかりやすく正確な情報を伝えるように作成されているはずです。

具体的に言えば、就労条件について必ず明示しなければならない項目があります。職業は国民の生活の収入基盤ですから、国としてこのような規制を設けて労働者の就労の安全を担保しているわけです。

登録時業者としては、違法行為を行って登録を取り消されてしまっては廃業になってしまいますので、きちんとこの法律にのっとったフォーマットを企業に記入してもらうようにし、審査をして、問題がないことを確認してから出しています。

一方、企業がネットなどで直接募集をしている場合の募集要項にはこういった法律の制限はかかりません。

もちろん明らかな虚偽情報を含んだ募集要項であれば詐欺になる可能性はあります(例:本当は月収20万円のところを、40万円と記載いて募集する)が、こういった極端な例であれば、雇用契約の解除や詐欺取り消しができます。

問題は虚偽情報ではないけれど、ものはいいよう、という観点から、そのポジションの真実が映し出されていない募集要項についてです。

企業としては当然、ポジションを魅力的にみせて、よい応募者を早く確保したいので、募集要項の記載にも工夫をこらします。

応募者としては、募集要項が限られた情報であることを理解して、隠された意図をある程度推察し読み解くスキルを身につける必要があるのです。

以下、具体的にみていきましょう。

離職率が高い

経験不問のポジションは、離職率が高いポジションである可能性があります。

そのポジションの職務内容に問題があって、担当者が続かない場合、そのポジションの業務に穴をあけられない企業にとっては、ある意味なりふり構わず募集要件をさげてでも、次がほしいという事情が考えられます。

それ故に経験不問でも来てくれる人を、ということで経験不問求人を出している可能性があります。

前述のように、中途採用であるからには、企業としては、本当は即戦力がほしいはずですので、企業にとっては妥協した募集要項である可能性が高いのです。

離職率が高い、ほかの労働者にとって魅力がないポジションは、自分にとっても魅力的ではないという可能性は高いです。

募集要項を読んでそうかもしれないな、と思ったら、面接をとおして前任者の離職理由やターンオーバーレートなどを、面接の際などに企業側にしっかり確認しましょう。

これらの質問は、キャリア転職で必ず行うことをすすめています。

仮にこれらの質問にきちんと答えられない企業があるとしたら、誠意が疑われるので、危険信号です。

経験が不要の根性系

飛び込み営業やテレアポなど、業務の性質として、スキルよりも頭数が大切になる職種もあります。

体育会系、根性系で、とにかく精神論で耐えろ、耐えることに意味があるのだ、という雰囲気のある職場になりがちです。

こういったポジションは、顧客に怒鳴られても何度も断られてもへこたれない根性があり、その中で粘って結果を出すことができる、ストレスをうまく発散できるという気質がある応募者にとっては、自分のストレングスを発揮できるチャンスになるかもしれません。

そうではない一般的な応募者にとっては、根性というふわっとしたものを長く発揮することを求められると、メンタルがやられてしまうことがあります。

努力の方向性が定性定量的ではないので、長期にただ頑張れ、といわれるのはつらいもの。

応募しようとしているポジションがこういった根性系の職種に該当しそうな場合は、自分がどういう気質をもっているのか見つめなおして検討してみましょう。

ブラック求人あるあるワード

前に少し触れたように、企業側の募集要項は嘘にならない範囲で、お化粧が施されているものです。

募集要項を読むときには、ブラック求人にひっかからないように注意する必要があります。

ブラック求人の定義は、ここでは、労働者の労力を使い捨てにしてしまう可能性がある求人とします。

ブラック求人にありがちな、あるあるワードの一例をご紹介します。

これらのワードがあったからといってすべてがブラックなわけではもちろんありませんが、あやしいにおいをかぎわけるアンテナの一助にしてください。

「アットホームな会社です。」

アットホーム=家族経営でワンマン経営であることの言い換えである可能性があります。

ワンマン企業は、社長と相性があっているうちは最高の環境にもなりますが、社長もあくまで一人の人間、間違ってしまうこともあるでしょう。

そんなとき、従業員の進言をフラットに検討できるタイプの社長であればよいのですが、ワンマン経営の場合、頑固に自分の意見に固執するタイプの社長もいます。

ひとたび意見の対立があり仲が悪くなった場合、修羅場となる可能性があります。社長のほうがパワーバランスに勝るので、意見の対立があっても口に出せずストレスがたまってしまうこともあります。

「実力次第で稼げます。」

実力しだいで稼げます、は言い換えれば実力がなければ稼げない、ということです。

完全歩合制の募集などで、応募者を安心させるために使われたりします。

経験不問求人に応募する応募者は、これからスキルを身につけキャリアを築きたい人たちであると思います。経験不問と実力次第という条件は、実は相性が悪いものです。

「若くて風通しの良い環境です」

組織が成熟していなくて、カオス状態という可能性があります。自分がこの会社のカルチャーをつくりあげるのだという気概がある方にはよくても、秩序のない環境が苦手な方は入社後に苦労されることも考えられます。

「管理職としてご活躍いただけます」

経験不問でいきなり管理職という募集も要注意です。管理職は、プレイヤーとしてのスキルに加えて、マネジメントスキルがあることが大前提です。

チームの誰よりもスキルに優れていることは必ずしも必要ありませんが、その分野で一定のスキルはなければ、部下がついてこないからです。経験不問で管理職、ということはそのスキルは審査しな
いということ。そうなると、管理職として採用する意味合いはどこにあるでしょう。

一般的には、管理職であるからという理由で残業代を支給しないエクスキューズに使われる可能性が高いです。

いかがでしたでしょうか。ネット上の求人でよく見かけるあるあるワードだったのではないでしょうか。

物事はコインの表と裏なので、募集要項の耳障りの良い言葉を、そのまま真に受けず、リサーチをして裏づけに納得がいった求人にのみ応募しましょう。

経験不問でも入りやすい転職とは

経験不問の募集がすべてブラックなわけではもちろんありません。

以下のような職種は、未経験でも役割をこなすことが合理的に期待できるので、検討に値するでしょう。

IT系テスター

携帯電話のテスターやコーディングのテスターなど、テスターやデバッガー系の業務は、指示された操作内容を行って、アプリケーションなどの挙動に問題がないかチェックする業務です。

想定された操作を行って想定された結果がでるかどうかを確認し、想定された結果であればミッション完了、そうでなければエンジニアにレポートしてひとまずは完了です。

指示どおりに作業をすればよいので、集中力をもって作業にとりくめば、未経験でも十分に役割を果たすことができます。

たとえば、テスターからスタートし、その分野の技術に自然に詳しくなったり、エンジニアとコミュニケーションする中で知識を蓄積していけばエンジニアルートへの道も開けるので、経験不問求人としてはおすすめといえます。

営業職

営業職に求められるスキルは、何をおいてもコミュニケーション力です。社内の達成目標を汲み取り、商品やサービスの魅力を顧客に上手にアピールするのがミッション。

また、顧客のニーズを汲み取らなければ、心に届く商品やサービスの提案ができないので、話し上手なだけではなく聞く力も必要です。

これらのスキルは日常生活やこれまでの人生で自然に培われてきているはずのものです。

営業職は、会社に利益をもたらす、いわば花形の職種。コミュニケーションが苦手ではないという人はチャレンジしてみてもよいでしょう。

事務職

会計、人事、法務、財務などの専門事務を除く事務職に求められるスキルは、何をおいてもワードエクセルなど基本のOSを使いこなし、正確かつ迅速に事務を処理することができる能力です。

これらのOSスキルは大学の授業の中に組み込まれていたりするので、とりあえずはなんとかなる、という人も多いはず。

こつこつと作業することが得意という人は、検討してみてもよいでしょう。

販売職

販売職に求められるスキルは、営業職と同様コミュニケーションスキルです。営業が中長期的視野で売り上げをたてることが目標であるのに対して、販売はもっと即効で売り上げを立てることが求められます。

気持ちよくお買い物をしてもらうことも大事ですので、人当たりのよさや、瞬時に相手の気持ちを察知する瞬発力も必要。

こういった直感的なコミュニケーションが得意な方は、検討してみてもよいでしょう。

ブラック企業に転職しないためのチェックルールまとめ

募集要項の見極め方、ブラック企業にひっかからないためのティップスをお伝えしてきました。

これらをまとめると、お伝えしたいことは、以下の3点に要約されます。

  • 募集要項の内容を鵜呑みにせず、募集背景を推察する、面接で推察の裏を取ること
  • ブラック求人あるあるワーディングを知り、該当する場合は慎重に事実をチェックすること
  • 未経験でも活躍できる可能性がある職種を知り、該当しない職種については冷静に活躍可能性を検討すること

転職エージェントなどを利用して選別された募集要項にのみ応募するという選択肢もよいでしょう。あなたの幸せな転職の一助になれば幸いです。