ITフリーランスエンジニアに転職!SE案件探しのコツ&メリットデメリット

ITスキルがあり、会社に貢献しているのに給料が安くて不満!

と悩むSEの多くがフリーランスの道を検討しているのではないでしょうか?

技術さえあれば、年収1,000万超えも夢ではないITフリーランス

会社員SEの、実に2倍以上の稼ぎになることもあるのです。

フリーランス転向がうまく行けば、

  • 年収大幅アップ
  • 好きな仕事を選べる
  • 時間の成約が減り自由度が高い

など、雇われの身からすれば得られる成果は大きいといえます。

ただし、やみくもにフリーランスになってしまうのは考えもの。

なんの計画も準備もせずフリーランスになったものの結局また会社員の道に戻る方も多いのが実情です。

そこでここでは、

  • ITフリーランスのメリット・デメリット
  • ITフリーランスに向いてる人・向いてない人の特徴
  • 向く人と向かない人の特徴
  • 年収300万円アップの方法

など、ITフリーランスになろう!決意する前に確認しておくべきことをまとめています。

独立をスムーズに進め、リスクを減らすために必読の内容でお送りします。

もくじ

フリーランスエンジニアに必要なスキルとは?

ITフリーランスとして長期にわたって安定して活躍する人には、ある特徴があります。

それは、時代が変わっても価値の落ちないスキルを保持していることです。

たとえば、

ネットワークスペシャリスト
データベーススペシャリスト
プロジェクトマネージャー

といった高スキルを持っていると、安定したキャリアを築ける可能性がぐんと高くなります。

プログラミング言語にはさまざまなものがあり、時代の流れにより人気が移り変わります。

たとえば10年前から人気を誇示しているJavaですが、果たして20年後には今の人気があるかどうかは分かりません。

それに上の3つのスキルは、どれほど時代が変わっても普遍的なスキルで、企業からするとこうしたスキルを持つ人材は高待遇を出してでも手元に囲っておきたいのです。

ほかにも、マーケティング企画スキルを持つエンジニアも引く手あまたです。

会社員のあいだに出来る限り仕事の幅を広げ、こうしたスキルを身に着けておきましょう。

フリーランスSEに求められる8つのこと

フリーランスSEとして生き残っていくための資質は全部で8つ。

高い技術力・高いコミュニケーション能力・セルフマネジメント能力・高い向上心・社会人としてのビジネスマナー・自己分析能力・情報収集能力です。

ではひとつずつ詳しく見ていきましょう。

その1・高い技術力

フリーランスSEとして生き残るために一番重要なのは、技術力です。

技術力と聞くと、高いプログラミングスキルや複数の言語を熟知していることなど思い浮かべますが、それだけではありません。

事務能力や安定した品質と生産性も合わせて、しっかり身に着けましょう。

その2・高いコミュニケーション能力

フリーランスとして働き続けるためには、コミュニケーション能力も必須です。

案件ごとにさまざまな職場を渡り歩くので、出会った人と円滑にコミュニケーションを取れることは、大きな強みとなります。

相手にこの人と仕事をしたい、また次もこの人に任せたい、と思わせることができれば、次の仕事にも繋がります。

その3・セルフマネジメント能力

とくに在宅型で働く場合に重要となるのが、セルフマネジメント能力です。

自宅で働いていると、どうしてもほかのことに目がいきがち。

仕事と家事などの用事のけじめをしっかりつけましょう。

集中できずに仕事をして納期遅れなどになってしまったら、信用を失う結果となりますので、しっかり自分をマネジメントしましょう。

その4・高い向上心

ITの世界というのは、日々めまぐるしく変化します。現状に満足することなく、常に新しい情報や技術を学ぶ姿勢を持ちましょう。

会社員なら勉強会などの機会が受動的に与えられますが、フリーランスの場合は、常に自分で自分を高める向上心が大切です。

その5・社会人としてのビジネスマナー

フリーランスは自由、というのをはき違えてはいけません。フリーランスは立派な社会人。

挨拶やビジネストーク、TPOを考えた行動、報告連絡相談の徹底など、社会人としての基本的なビジネスマナーは必須です。

当たり前のことではありますが、きちんとこなすことで相手の信用が得られます。

その6・自己分析能力

フリーランスは個人事業主です。たとえるなら自分で自分を雇っている社長であり、自分に足りない点などを指摘してくれる上司はいません。

現状分析をして的確な意思決定をする能力が問われます。

ときにはがむしゃらに働き、ときには少し落ち着いて自分を俯瞰で見つめる、など緩急をつけながら行動しましょう。

長く仕事をしていると、うまく案件にありつけないこともあります。

そんなときこそ、現状をしっかり分析し、対策を講じることが乗り越える秘訣です。

一人でもPDCAサイクルを回していくことができる能力が必要になってきます。

その7・情報収集能力

フリーランスSEは、常に最新技術やトレンドを押さえておくべきです。

たとえばお客様と話をしていて、相手に情報不足で遅れたSEなどと思われたら命とり。信頼を失い、次からの仕事を得られません。

グーグルアラートなどのツールを利用して、常にアンテナを張り情報収集に励みましょう。

ITフリーランスの6つのメリット

プログラミングスキルを有するエンジニアは、フリーランスとして活躍しやすい職種であるにも関わらず、会社員として働く人が多いのが実情です。

なぜなのでしょうか。フリーランスエンジニアのメリットとデメリットを見ながらその理由を考えてみましょう。

フリーランスの5つのメリット

  • どんな場所でも働ける
  • 時間に縛られない
  • 頑張りに比例して高収入を早い段階で目指せる
  • フリーランスは実績が自分に直結する
  • なんでも自分の判断で決められる
  • 好きな仕事を選択できる
  • いろんな経験や知識を詰める
  • やりがいがある
  • 人間関係が楽
  • 子育てや介護がしやすい

ではひとつずつ具体的に見ていきましょう。

メリット1.どんな場所でも働ける

ITフリーランスは、会社に常駐するほか、在宅勤務という働き方もできます。

案件を受注して家で働くこともできますし、ITサービスを自分で生み出し働くことも可能です。

たとえば、

  • 沖縄に住んでいても仕事ができる
  • 海外に住んでいても仕事を続けられる
  • 家賃が安く暮らしやすい地方で働ける

お金がかからない地域で仕事をして、浮いたお金を趣味に費やすフリーランスも多いようです。

また、フリーランスのなかでも在宅で働けば満員電車での通勤から解放されます。

メリット2.時間に縛られない

会社員には定時というルールがあり、毎日決まった時間に出社する必要があります。

仕事が無くても出社したり、仕事を早く終わらせても上司や周りの人に合わせて意味もなく残業したり、

無駄な時間が多かったという経験はないでしょうか。

しかし、その一方フリーランスなら時間の縛りはありませんので、自分のペースで仕事時間を決められます

  • 昨夜遅かったので今日は昼から仕事をする
  • 週休3日にする
  • 2カ月間びっしり働いて1カ月ゆっくりと休む
  • 通勤時間もかからない
  • 満員電車に乗らなくて済む
  • 大雨や台風の中でも街を歩かなくて済む
  • 好きなときに寝て好きなときに起きることができる
  • サッカーを観るために時間を空けて、その前後に仕事ができる
  • 散歩中に見つけたラーメン屋にふらりと入って食べる
  • 昼間からビールを飲める
  • 好きな時にペットや子供の相手もできる

といったことも可能。

自分の生活ペースに合わせて働けるのは大きな魅力です。

中小企業庁の調べによれば、会社員の休暇のほとんどは土日に集中していることに対し、個人事業主の7割以上が不定期にとっているようです。

メリット3.頑張りに比例して高収入を早い段階で目指せる

会社員は給料が決まっているので、頑張った分収入が増えるというシステムではありません。

フリーランスなら、頑張れば頑張るほど収入に顕著にあらわれます。

高いスキルを持ったITフリーランスは、年齢に関わらず会社員の2倍近い収入を目指せます。

特にSEやプログラマーの場合、自分の市場価値を自覚しないまま会社員として勤務していることも多く、

ITフリーランスとしてきちんと自分のスキルが評価されれば、収入がぐんと跳ね上がることもあります。

そして、頑張った実績を自分のスキルとして積み重ねていけますので、将来的な収入アップも考えられます。

メリット4.フリーランスは実績が自分に直結する

フリーランスは、システムなどあらゆる成果物に対し自分が責任を持ちます。

会社員と比べ負うリスクが高くなりますが、反面、そのプロジェクトの成果はすべて自分の実績に繋がります。

これまでの受注案件をポートフェリオにして、今後の案件受注の際のアピールに活かすことができるのです。

会社員の場合、会社組織としてプロジェクトに関わるため、どんなによい成果物が完成したとしても、自分だけの評価という風にはなりません。

とはいえ、プロジェクトは全員で力を合わせて取り組むため、自分がミスをしたときに同僚がフォローしてくれる、大きな失敗は会社が責任を取ってくれる、というメリットがあります。

メリット5.なんでも自分の判断で決められる

会社員ならすべての判断で必要だった課長や部長の承認。

ですが、ITフリーランスならすべて自分の判断で仕事を進めることができます

そしてなんでもかんでも企画書をつくって上司から許可を得ないといけない、

なんてことも無く、思い立ったら吉日と言わんばかりにアイデア→即行動といった素早い立ち回りが可能です。

取引先の選択や受注金額、納期、成果物など自己意思でおこなえるので、スピード感のある仕事ができるでしょう。

メリット6.好きな仕事を選択できる

会社と違って上から仕事をまかされる訳ではないので、自分がやりたい仕事だけを選び、やりたくない仕事については断ることが可能です。

自分が興味があり、得意な分野の技術だけを追求するのも可能という訳です。

会社員の場合は、上からの命令で配属先が決まってしまいます。ときには苦手な業務にあたらねばならないことも。

フリーランスなら、自分が本当にやりたい分野、気持ちがワクワクする案件を選択できます。

また、自分の得意分野の経験値を積み重ねて、さらに上を目指すことも可能です。

メリット7.いろんな経験や知識を詰める

フリーランスは基本ひとりでなんでもこなさなくてはなりません。

しかし、それによって会社にいるだけでは決してできなかった得難い経験が可能となります。

例えば、

  • 自分で営業して仕事を穫ってくる
  • いろんな人と関係ができる
  • 自分にとって相性の良い仕事相手を選ぶ
  • 仕事のスケジュールや休日を決める
  • 確定申告や経費について学べ、お金の動きや仕組みに詳しくなれる
  • 法律についても会社じゃ分からないことが身に付く

こんな経験ができます。

人によってはTwitterやFacebookで仕事をとってきたり、さらには匿名チャットサービスで盛り上がって一緒に仕事をすることになった、なんて珍しいケースも体験できたりします。

それに会社だけの人間関係だと、どうしても同じ業種の人に偏りがちですが、

フリーランスならいろんな業種の人とも関われるので、自分じゃ得られない知識がたくさん手に入るのもたのしいものです。

メリット8.やりがいがある

フリーランスは、案件をこなせばこなすだけ自分の実績となり、積み重なった実績は将来の高報酬へと繋がります。

フリーランスというのは、たとえるなら一人で会社を経営しているのに似ています。

自らの責任で案件を受けてシステムを納品し、自分という会社の信頼を積み重ねるというのは、やりがいを感じられるものです。

メリット9.人間関係が楽

会社員の場合、業務内容ではなく会社の人間関係に悩むひとも少なくありません。

たとえば、反りの合わない上司や同僚に囲まれている、セクハラやパワハラに遭っている、という場合もあるでしょう。

フリーランスになればこうした面倒な人間関係はありません

上司や同僚の顔色をうかがう、セクハラやパワハラにおびえるという日常から解放されます。

メリット10.子育てや介護がしやすい

フリーランスとして自宅で働けば、子育てに参加しやすくなります。

子育ては一人より二人でする方がずっと楽で楽しいもの。

何より、幼い我が子の成長を見ていられるのは何物にも代えがたい有意義な時間でしょう。

そして、昨今社会問題化している介護離職。親の介護のため会社員として定時の勤務ができずやむなく仕事を辞めるひともいます。

フリーランスなら、自宅で親の介護をしながら仕事に取り組むことができます。

フリーランスエンジニアの9つのデメリット

たくさんのメリットのあるフリーランスエンジニア。

ですが逆にデメリットも存在します。では、ここからはフリーランスエンジニアのデメリットについて見ていきます。

フリーランスの6つのデメリット

  • 収入が不安定
  • 福利厚生がない
  • 社会的信用が低い
  • お金の管理を自分でしなければならない
  • 人間関係が狭くなりがち
  • 成長の機会を失う
  • 会社のような教育環境がない
  • 自分のモチベーションを保たねばならない

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

デメリット1.収入が不安定

会社員は毎月の給料が決まっていますが、フリーランスは収入が不安定で急に収入が0になるということもありえます。

収入が急に減る理由として最も多いのは、収入の多くを占めていた案件が突然途絶えてしまうことです。

収入を安定させるためには常に新しい案件を得る必要があります。

また、中には案件を獲得しシステムを納品したにも関わらず、相手先の倒産などによりお金がはいらないといったケースもあるようです。

フリーランスエンジニアになるからには収入が不安定になるのははじめに覚悟しましょう。

そしてひとつの取引先だけでなく複数の取引先を持つ、保守案件を持つ、などできるだけリスクを回避しましょう。

フリーランスにはリスクもありますが、会社員では到底実現できなかった高収入を得ることも可能なので、上手にお金の管理をしましょう。

デメリット2.福利厚生がない

会社員なら当たり前だった福利厚生もフリーランスにはありません。

さらに、住宅手当、通勤費、社会保障もありません。有給休暇もないので自分が病気になり働けなくなると即収入がゼロになります。

資格取得推進制度が充実している会社もありますが、すべて手放さねばなりません。

思わぬ病気や怪我に見舞われて仕事ができないと、ただちに無収入になってしまうのは大きなデメリットです。

デメリット3.社会的信用が低い

フリーランスエンジニアの社会的信用は残念ながら低いです。

  • 金融機関のローンが組みにくくなる
  • 賃貸マンションの入居審査も通りづらくなる
  • フリーランスを結婚相手として敬遠する女性もいる

こういった問題点が出てきますので覚悟しておきましょう。

デメリット4.お金の管理を自分でしなければならない

会社員の場合、社会保障の手続き、税金や所得の申告はすべて会社がしてくれますが、フリーランスになればすべて自分でしなければなりません。

また、お金の管理や営業も自分で担う必要があります。

  • クライアントへの請求書の発行
  • 契約金額が振込されたかの確認
  • 経費の管理
  • 領収書の保管
  • 確定申告

にいたるまですべて自分で行う必要があります。

デメリット5.人間関係や仕事の幅が狭くなりがち

会社員なら会社に出勤していれば自然と人間関係が広がりやすいですが、フリーランスは基本的にひとりで仕事をするので人間関係が狭くなりがちです。

仕事、プライベートを問わず、自分から意識的に外に出て人脈を広げる努力をしましょう。

デメリット6.成長の機会を失う

会社員の場合、良くも悪くも上司から無理難題を突き付けられ、その結果、成長することができます。

でも、フリーランスの場合、自分だけで仕事が完結するのでそのような機会がなくなります。

ITフリーランスは、関わる案件のプロジェクトや事業の責任は負わないのが一般的。

リスクを負わないのはメリットでもありますが、成長の機会を失うというデメリットとも言えるでしょう。

デメリット7.会社のノウハウをもらえない

会社がこれまで獲得したノウハウを受け継げないのもマイナスポイント

会社は集合体なので、それぞれの社員がそれぞれの仕事をしながら経験を積み、会社としてのノウハウを積み上げていきます。

フリーランスは基本的にひとりで仕事するので、新しい技術や出会いなど会社で得られるようなものを受け継ぐことができません。

自分の力のみで仕事を進めなければならないのはデメリットでしょう。

デメリット8.会社のような教育環境がない

企業には、

  • 新人研修
  • マネジメント研修
  • リーダー研修

といった教育カリキュラムがあります。

フリーランスにはそうしたカリキュラムが全くないので、必要な知識は自分で勉強しなければなりません。

フリーランスは自由度が高く魅力的な働き方ですが、教育カリキュラムや先輩社員の教えがないのがデメリットです。

また、会社員時代には上司の小言がうっとうしいと思うものですが、フリーランスになると上司や同僚からのアドバイスやサポートが一切なくなります。

もちろん小言を聞かなくてよくなるのはメリットですが、仕事の悩みを同僚に相談する、上司や同僚からサポートしてもらうという機会がなくなってしまうのは残念です。

デメリット9.自分のモチベーションを保たねばならない

会社員の場合、万が一仕事で大きなミスをしても給料が減るというわけではありません。

フリーランスの場合は、責任はすべて自分で負うため、小さなミスでも信用を失い収入が減少してしまうこともあります。

それは逆にいえば、会社員は、のんびり仕事をしてもシャキシャキ仕事をしても給料に反映されませんが、フリーランスは仕事への取り組み姿勢が即、収入に比例します。

そのため、常に一定のモチベーションを保ち、向上心を持って働くことが必要です。

フリーランスのITエンジニアの仕事の穫り方

多くのフリーランス初心者の人にとって、最初の壁となるのが「仕事を穫ってくる」ことでしょう。

なにしろ営業経験なんてありませんし、会社の後ろ盾もありません。自分のコネがある人なら当てにできるかもしれませんが、多くの人は頼れるコネも乏しいのでは無いでしょうか。

これについてはIT業界の仕事とネットは相性が良いということもあり、ネット上でITエンジニアの仕事を探せるサービスが充実しているので、そこに頼り切ってみてはいかがでしょうか。

「レバテックフリーランス」や「BTCエージェントforエンジニア」をはじめとして、たくさんのIT業界の仕事案件が用意されているので、自分のスキルややりたいことに見合ったものが必ずそこにはあります。

それにエージェントに頼めば無料であなたに合った仕事を探し出してくれるので、頼んでみて損はありません。それどころか統計によると、エージェントを利用しているフリーランスの方が圧倒的に収入は高いとデータとして出ています。

「フリーランスは収入が不安」といった声もよく聞きますが、同じような仕事内容でも会社員時代よりはるかに収入が上がった、といったケースも沢山あるので、意気込みさえあればあとはあなた次第となります。

ここで紹介したサービスはまだ就業中の状況でも使用できるので、仕事をしながらじっくり吟味をしてみて、仕事を獲得してフリーランスとして生きる確信が持ててから会社を辞める、というのも良いですね。

次にフリーランスの働き方について見ていきます。

フリーランスSEの働き方は大きく2タイプある

フリーランスSEの働き方は、「出向型」と「在宅型」があります。

一般的に、大企業は、セキュリティ面を考えて仕事上の資料を外部に持ち出すのはご法度という会社が多く、出向型のほうがより需要が高い傾向です。

働き方 場所 仕事例
出向型 契約した会社に出向 プログラミング言語のひとつであるPHPを使う案件
在宅型 自宅 WEBサイト開発やEC、ゲームの開発 ⇒ 在宅型業務アプリの開発

在宅型SEの働き方

在宅型SEは、システム開発のなかでもプログラミング業務に携わることが多いようです。

セキュリティの側面から業務の内容が外部にもれてしまうような業務はできないため、こまぎれで比較的小規模の情報だけ渡せるプログラミングの案件を在宅SEにしてもらうのが企業にとってベストだからです。

なお、プログラミング案件には納期があり、納期に遅れると報酬がカットされる、最悪の場合報酬が支払われないという契約もあります。

在宅型SEのもうひとつの働き方は、自分でウェブサービスやスマホアプリを開発、運営する方法です。

開発したウェブサービスが軌道に乗れば、法人化することも可能なので、可能性が広がります。

出向型SEの働き方

出向型SEは、企業の業務委託を受けて、会社員と同様にオフィスで勤務します。

プロジェクトメンバーの一員となるのが一般的で、収入は月単位のことが多いです。

業務内容としては、在宅型SEより幅広く、プログラミングやテストのほか、システム設計などの上流工程を任されることもあります。

在宅型と出向型・どちらがおすすめ?

在宅型と出向型を比べてみますと、時間や場所の自由度については在宅型に軍配が上がります。

ただし、営業をして自分を売り込む必要もあり、収入が不安定になりやすいです。出向型のほうが、案件の豊富さなど、安定して収入を得やすい傾向にあります。

おすすめなのは、出向型で安定収入を得ながら、隙間時間に在宅型の仕事に取組み、収入が安定してきた時点で在宅型にチェンジする方法です。

とくにこれが得意、といった強みがある場合には、将来在宅型にチェンジすることを目指して行動するとよいでしょう。

希少な在宅案件を得る方法とは?

フリーランスエンジニアの中では在宅案件が人気です。

しかし、自宅で仕事をしたいエンジニアは多いのですが、希望数ほどの案件はありません。

フリーランスエンジニアに特化したエージェントサービスでも、在宅案件の取り扱いはとても少ないのが現状

いきなり在宅案件を得るのは難しく、実績と信頼を積み重ねながら在宅案件をゲットするのがおすすめです。

クラウドワークスやランサーズで在宅案件を見つける方法

自宅で仕事をするSEに人気なのがクラウドワークスとランサーズです。サイトに登録して希望の案件を探し契約します。

ただし、このようなサービスは、あくまでマッチングサービスの類なので、担当メンターがつくといったサービスはありません。

なお、一定の条件を満たすと福利厚生サービスも受けられます。

常駐案件から在宅案件へスイッチする方法

ひとつめの在宅案件を得る方法は、常駐案件を受注し仕事をこなしながら、信頼を得た段階でクライアントに在宅案件を交渉してみる方法です。

クライアント側からすると、スキルも人柄もわからないエンジニアより、何度も仕事を発注し一定の信頼をおけるエンジニアの方が在宅案件を任せやすいでしょう。

実際、エージェントサービスで在宅案件を見つけても、まず常駐で勤務したあとに在宅案件に移行するという募集内容も少なくありません。

エージェントサービスの担当者によると、30%くらいのクライアントは柔軟に対応してくれるとのこと。

週5まるまる在宅勤務は難しいが、週3を在宅勤務で残りを出向勤務ならOK、という場合もあるそうです。

スタートアップ系の企業を狙う方法

2つめの在宅案件を得る方法は、スタートアップ系・ベンチャー系の小さな企業の案件を探すことです。

とくに急成長中のスタートアップ系企業では、社内エンジニアだけでは仕事が回らず、社外のフリーランスに仕事を発注することが多いです。

この方法なら、比較的簡単に在宅案件が見つかるかも知れません。

魅力の在宅案件を勝ち取るためには、スキルはもちろんですが、人間力や交渉能力も大切です。

ITフリーランス(個人事業主)になるための手続き

フリーランスになるにあたり、資格や開業届はいりません。

最初に開業届を出すきまりになってはいますが、実は出さなくても仕事はおこなうことができます。

ただ、その他にITフリーランスになるためにおこなうべきなのが、

  • 厚生年金から国民年金への切り替え
  • 国民健康保険への切り替え
  • 開業届の提出
  • 青色申告承認申請書の提出

になります。ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

厚生年金から国民年金への切り替え

会社を退職してフリーランスになったら真っ先にするのが厚生年金から国民年金への切り替えです。

退職した日から14日以内に管轄の役所で手続きをしましょう。

国民健康保険への切り替え

フリーランスになると、国民健康保険への切り替えも必要です。

これまでの会社の保険を最長2年間任意継続することもできますが、半分会社負担となっていた部分も自分で支払わねばなりません。

これまでの保険を任意継続した方がメリットがあると判断した場合は検討しましょう。

開業届の提出

フリーランスとして働いていく場合には、開業届出書の提出が必要です。

自分の住む地域の税務署に開業届を提出します。用紙は税務署でもらうほかウェブでダウンロードもできます。

税務署のホームぺージなどで記入方法を調べながら、自宅である程度記載して税務署にいくとスムーズです。

青色申告承認申請書の提出

フリーランスになると確定申告することになりますが、確定申告に必要なのが青色申告もしくは白色申告です。

所得が少ないうちは白色も青色も大差ありませんが、ある程度稼ぎだしたら、青色申告の方が(帳簿のつけ方が複雑で面倒だけれど)控除が効いてお金の面でかなりお得になります。

青色申告のメリットはなんといっても65万円の特別控除を受けられることと赤字損失を3年間繰り返せること。

簿記の記帳が必要ですが、青色申告用のアプリなどもあり比較的簡単です。

なお、これまで簿記の知識がなくとも簡単にできた白色申告ですが、平成26年より青色申告と同様に記帳が必要となり、白色申告のメリットが薄れました。

ITフリーランスには印鑑・屋号名の銀行口座は必要?

いざフリーランスとして働いていこうと思ったとき、屋号名での銀行口座などを取り揃えなければと思う方もいらっしゃるかも知れません。

ですがこうしたアイテムは必ずしもはじめから必要なわけではありません。

会社に常駐して仕事をする場合は個人名義のもので足ります。仕事をしていくなかで必要だなと感じてから作るくらいの気持ちでいいでしょう。

しかし、自分の名義はともかくとして仕事専用の銀行口座を作っておくと、会計管理がスムーズです。

会社員のあいだに準備すべきこと6つ

会社員からITフリーランスエンジニアとして独立するため会社員のあいだに準備しておくべきことを紹介いたします。

会社員の間に準備すべき6つのこと

  1. 難易度の高い資格の取得
  2. 確実な収入源の確保
  3. 貯蓄をする
  4. クレジットカードやローンの審査を受けておく
  5. ブログの作成&アカウントの取得
  6. 名刺を作る

1.難易度の高い資格を取っておこう

これまでどおり会社員でいる場合にはそれほど資格は必要ありませんし、ほかの会社への転職の際もあまり役に立ちません。

ですが、ITフリーランスになる場合には、資格保持は有利に働きます。クライアントのなかにはIT業界にあまり詳しくない人もいて国家資格を保持していると信用度がぐっと上がることがあります。

実際にフリーランスとして仕事を受注するときには、スキルの確認ではなく資格やこれまでの経歴を見られることもあります。

中でも、

  • 情報処理安全確保支援士
  • ネットワークスペシャリスト
  • データベーススペシャリスト
  • プロジェクトマネージャー

といった難易度の高い国家資格がおすすめ。

資格取得とともに保持している資格に見合った実務経験も積みましょう。

特にプロジェクトマネージメントの経験を積んでおくとフリーランスとして仕事をしていくうえでも幅が広がるでしょう。

2.確実な収入源の確保しておこう

会社を辞めてフリーランスになってから案件を探し始めるのはおすすめできません。

なかにはフリーランスになって半年で30万円の収入しかなかったというケースも。会社員のあいだに、確実な収入を見込める仕事先を確保しておくと安心です。

3.半年分の貯蓄をして固定費を下げよう

フリーランスになると、とくにはじめのうちは収入が安定しません。

スムーズに案件を見つけられないことはもちろん、病気になる可能性もあります。

フリーランスには会社員のような有給休暇がありませんから、仕事をしなければ収入はゼロです。

最低3カ月、できれば半年分の生活費を確保してから独立すると安心です。

最低1年収入がなくても暮らせるだけの貯金をしておきましょう。

家賃や車の維持費などをできるだけ下げておき、売り上げがあまりないときも生活を維持できるように準備しておきましょう。

4.クレジットカードを作っておく

フリーランスエンジニアになると、社会的信用が低いためクレジットカードやローン審査に通りづらくなります。

会社員のあいだに複数枚クレジットカードを作っておきましょう。

万が一、生活費に困った場合にもクレジットカードのキャッシング機能があれば当面をしのぐこともできます。

なお、クレジットカードのキャッシングなどで借りたお金は、事業資金には使えないという決まりがありますので頭に入れておきましょう。

 

その4・ローンを組んでおく

フリーランスがローンを組むときの審査対象となるのは過去3年間の所得です。

独立してすぐにスムーズに収入が得られればまだしも、そうではないことも考えられます。

必要に応じて、車や住宅ローンを会社員のうちに組んでおきましょう。

5.ブログ開設とアカウントを取得する

プログラミングスキル関連のブログを作っておくと、それを見た人から仕事が発注されることも考えられます。

もちろんフリーランスになってからブログを作ってもよいのですが、ブログは貴重な個人資産なので、

可能なら会社員のうちからコツコツと記事を更新してアクセス数を増やしておくとよいでしょう。

それと同時に、

  • SNS
  • Github
  • Qiit
  • yahooメール
  • Gmail

のアカウントを取得しておきましょう。

プログラミングに関した情報などは、誰もが投稿しているような内容ではなく、情報が乏しい分野や目新しいスキルなどを書くと一目置かれます。

6.名刺を作る

名刺は、実際のフリーランスとしての営業や業務がはじまる前でも、たとえば交流会や勉強会といったイベントで必要です。

なお、名刺には名前や連絡先だけでなく、SNSやGithub、Qiitaのアカウント名などを記しておくと便利です。

さらにアイコン画像を載せておけば、相手の印象に残り覚えてもらいやすいので、次の仕事に繋がることがあります。

 

ITフリーランスに転職したい!メリットデメリットと向いてる人の特徴のまとめ

ITフリーランスにとって最も重要なのが、安定して案件を獲得し続けることでしょう。

フリーランスエンジニアとして成功することは、思っているほど簡単ではありません。

憧れだけでやみくもに会社を辞めて独立したものの、数年後に再び会社員になる人も少なくないようです。

ただ現在は、フリーランスエンジニアに特化したエージェントサービスが困ったときにサポートしてくれます。

会社員のあいだにしっかりと準備をすることこそ、フリーランスエンジニアとして成功する秘訣です。

ネットワークエンジニアといった高資格の取得や、社内でのプロジェクトマネージャーの実績を積むといった地道な努力を重ねましょう。

これらの高スキルは、もしも将来ITフリーランスにならなくても役立つものですし、もちろんITフリーランスになれば大きな武器となります。