パワハラの定義とは?パワハラ上司の心理と特徴と対処法をチェック!

パワハラの定義とは?パワハラ上司の心理と特徴と対処法をチェック!

この記事のポイント

  • パワハラは「業務の適切な範囲」を超えること
  • パワハラ上司には6つの特徴とそれにあった対処法がある
  • 人事部や外部機関に相談し、それでも解決しないときは転職する

あなたの会社には攻撃的なパワハラ上司はいませんか?

小さなミスで罵声を浴びさせる暴言や胸倉をつかむなどの暴力、無理難題なノルマを背負わされるなど上司からのパワハラに頭を悩ませている方が多くいます。

パワハラ上司から攻撃に合うと身体的にも精神的にも参ってしまい仕事にならなくなるので、パワハラ上司の特徴に合った対処法を知って悩みを解決しましょう!

今回は、パワハラの定義とパワハラ上司の心理と特徴、パワハラを止める対処法についてご紹介します!

パワハラの定義とは?

どういったことがパワハラ(パワーハラスメント)に該当するのかあらかじめ知っておきましょう!

パワハラは職場で権力を利用した嫌がらせのことをいい、指導や注意をしたことで相手が委縮して業務が行えない状態になる「業務の適切な範囲」を超えることをさします。

パワハラは上司と部下だけに限らず、後輩や先輩、同僚に行う行為もパワハラに該当します。

パワハラになりやすい6つの例についてご紹介します!

身体的なパワハラ

身体的なパワハラは目に見える暴力や障害のことを言います。

殴る、蹴る、物に当たる、胸倉をつかむといった暴力的なものや、たばこの火をわざと近づけることも該当します。

精神的なパワハラ

精神的なパワハラは脅しや侮辱、ひどい暴言などのことをいいます。

具体的には暴言や罵声を浴びさせる、「お前は仕事ができない」などみんなの前でバカにするといったことです。

過大な要求をするパワハラ

達成できないであろう過大な業務を要求するのもパワハラです。

仕事が終わるまで帰るなと言う、無理なノルマを課せるといったことが該当します。

過小な要求をするパワハラ

過大な要求とは逆で、単調な仕事ばかりを任せることもパワハラの一つとなります。

プロジェクトに参加させない、コピー取りやお茶くみ、雑用といった簡単な仕事をさせるなどが具体的な例です。

人間関係を切り離すパワハラ

無視や仕事を教えない、仲間外れにするといった業務に支障をきたすことは度が過ぎるとパワハラになります。

一人だけ席を別にする、送別会に呼ばない、仕事の連絡をしないといったことが当てはまります。

プライベートを侵害するパワハラ

プライベートなことに触れ、精神的な苦痛を与えることはパワハラです。

具体的には交際の有無などプライベートなことについて執拗に聞き出す、仕事後も頻繁に連絡をするといったことが該当します。

パワハラ上司はこれらのことをしても悪気はなく、相手のために取った行動でよかれと思ってしていることがあります。

また、パワハラは軽度なものでも長期的なものであれば認められ、悪質なものは1回だけでも認められます。

パワハラ上司の心理とは?

パワハラ上司はなぜ暴力や暴言といったパワハラを行うのでしょうか?

その心理についてご紹介します!

自分に自信がない

パワハラ上司は自分に自信がなく、精神的に弱い人。

自分ができないことを他人に知られたくないため、パワハラをして自分の方が上に立って相手を見下します。

大声を出して暴言を吐くことで自分は偉いんだと思い込んで安心したいと思っています。

「弱い犬ほどよく吠える」といった言葉にもあるように、相手から反論されないように暴言や暴力などで攻撃するといった特徴があります。

自分の思い通りにしたい

自分の思い通りに相手を動かしたいという自己中心的なのがパワハラ上司の特徴。

パワハラ上司は幼少のころから自分の思い通りに生きてきたため、大人になっても自分の思い通りに全てが行くと勘違いしています。

社内のノルマを達成させたい、相手に仕事量を増やして自分が楽をしたい、評価されたいなどと考えているため、パワハラをすることで自分の思い通りにしたいと思っています。

そのため、自分の思い通りにいかないと「なぜやらないんだ!」「お前は何を考えているんだ!」などの暴言や暴力をふるって相手を威嚇します。

相手が自分に合わせるのが当たり前だと思っているため、パワハラをすることに何の罪悪感もありません。

自分のやり方が正しいと思っている

パワハラ上司が今まで上司から罵声や暴言を浴びてきた場合、自分も部下に対してそのようなパワハラを行うことがあります。

そのため、上司の言ったことは絶対で、自分は厳しい指導をされたからここまでこれたのだと思っています。

自分もパワハラを受けてきたので、自分が行っているのはパワハラだとは思わず、指導だと勘違いしている場合が多いです。

こういったパワハラ上司には、パワハラがいけないことだと気づかせることが大切です。

パワハラ上司の特徴と対処法は?

パワハラ上司の特徴にはパワハラの定義が当てはまります。

それぞれの特徴に合った対処法を知って、パワハラを避けましょう!具合的なパワハラ上司の特徴についてご紹介します!

暴力をふるう

パワハラ上司に多いのが暴力をふるう身体的パワハラです。

殴る蹴るといった暴力はもちろん、提出した書類を投げたり机を叩いて怒鳴ったりものに当たることもパワハラに該当します。

暴力のパワハラは刑事事件に発展させることが可能なため、いつどんな暴力を受けたかメモに残すことが大切。

メモだけでなく、ボイスレコーダーもあればより証拠として提出しやすいのでおすすめです!

パワハラ上司からの暴力でケガをしたり物が壊れたりした場合、証拠の写真を撮りましょう。

ケガをしたら病院に行き、診察を受けて診断書をもらうことも必要です。

証拠集めができたら会社の人事部や警察、労働基準監督署に証拠を提出しましょう。

暴力をふるわれても絶対に仕返しをせず、正当な方法で反撃することが大切です。

暴言を浴びせる

身体的パワハラと同じぐらい多いのが暴言を浴びせる精神的パワハラ。

精神的パワハラでは業務には関係ない嫌みを言ったり、人格を否定したりして精神的な苦痛を与えます。

パワハラ上司が「会社を辞めさせるぞ」「お前は馬鹿か」「使えない」などの発言をすると、名誉棄損罪に該当します。

また、暴言はなくても高圧的な態度も当てはまるので注意が必要です。

精神的パワハラの対処法として、身体的パワハラと同じくメモやボイスレコーダーで証拠を残すことが大切となります。

暴言がひどい場合は名誉棄損罪や侮辱罪で訴えることが可能です。

証拠を残しておくことでパワハラ上司のせいでうつ病になったり、ストレスで体調を壊してしまったりしたときは労災が認められます。

証拠がないと泣き寝入りすることになるので、証拠はきちんと残しておくようにしましょう!

ねちねちと嫌みを言ってくるパワハラ上司の言葉は真に受けず、右から左へ流すことも効果があります。

社内で自分と同じようにパワハラ上司から暴言を浴びている人がいれば、一人で悩むより被害者と一緒に団結することで乗り越えやすくなります!

仕事を押し付ける

パワハラ上司が過大な要求をして、無理な仕事を押し付けるのもパワハラに該当します。

仕事とは不要な業務を無理に押し付けたり、終わりそうにもない仕事を押し付けたりすることは、個人の業務を妨害していることになります。

過大な要求をするパワハラ上司に対する対処法は、証拠を残して人事部や本部に改善を求めるように要求します。

それでも改善されない場合は、労働基準監督署などの外部機関へ相談しましょう!

過大な仕事量を押し付ける場合、未払いの残業代が発生しているケースが多いです。

そのため、残業代がきちんと払われているかの確認もきちんと行うようにしましょう!

仕事をさせない

仕事をさせないといった過小な要求をすることもパワハラに当たります。

お茶くみやコピー取りといった小さな仕事のみを任せ、不当にプロジェクトから外すといったこともパワハラです。

パワハラ上司から過小な要求を受けた場合、自分から積極的に仕事を探すようにしましょう。

それでも改善されずに小さい仕事しか任されないときは人事部や外部機関に相談することが必要となります。

プライベートに立ち入ってくる

仕事以外でパワハラ上司がプライベートなことに立ち入ってくるのはパワハラです。

交際や結婚、子供の有無を執拗に聞いたり、業務以外のことを頻繁にLINEで送ってきたり、スマホを勝手に見たりすりことがパワハラに当たります。

内容が性的なものは「セクハラ(セクシャル・ハラスメント)」、妊娠したことに対してのパワハラは「マタハラ(マタニティ・ハラスメント)」、お酒が飲めないのに無理やり飲まされる「アルハラ(アルコール・ハラスメント)」に該当します。

この場合、パワハラ上司に対してプライベートなことに立ち入ってくるのは辞めて欲しいときっぱり話す必要があります。

言った言わないの水掛け論にならないためにも、メールで伝えると証拠が残せます。

それでもパワハラがおさまらない場合は、証拠を残しておいて人事部の相談窓口や外部の機関に相談しましょう。

孤立させられる

自分だけ仕事の連絡が入らなかったり、無視されたり、飲み会に呼ばれなかったりするのは人間関係を切り離すパワハラになります。

パワハラ上司がこのようなことを行うと、業務が円滑にできなくなり職場での居心地がとても悪くなります。

職場に打ち解けられていない場合、まず自分から歩み寄ることが大切です。

自分で努力をしても無視をされるなど業務に支障が出るときは、人事部など社内の機関に相談しましょう。

今の部署が居づらく自分に合わないようであれば、部署を異動することも一つの手です。

パワハラの定義とは?パワハラ上司の心理と特徴と対処法をチェック!のまとめ

今回はパワハラの定義とパワハラ上司の心理と特徴、対処法についてご紹介しました!

パワハラ上司は暴言や暴力をふるいますが、実は自分に自信が無くて気が弱い人です。

「業務の適切な範囲」を超えれば上司だけでなく、後輩や同僚もパワハラに該当します。

パワハラは長期的なものだけでなく、悪質なものであれば一回でもパワハラになるので、社内で嫌な思いをした人は、人事部や外部の機関に相談しましょう。

人事部や外部の機関にパワハラ上司について相談しても解決しない場合、転職を考えることも大切です。

転職をすることで自分らしくのびのびと仕事ができ、自分に自信がついてやりがいも感じることができます。

パワハラは相談することで解決できることもあるため、一人で悩まずに相談しましょう!

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