システムエンジニアを辞めたい!SEが退職を考えた時に確認すること

システムエンジニアを辞めたい!SEが退職を考えた時に確認すること

毎日の労働のハードさから、「辞めたい」という気持ちになる事も少なくない「システムエンジニア」という仕事。

そういう気持ちになった場合、自分はいったいどうすればいいのだろうか?

もう少し我慢して会社に残り続けるのか、清水の舞台に飛び込むつもりで辞めてしまうのか…。

辞めた後の事も含めて、あなたが取れる選択肢を考えてみましょう。

ここでは、次の仕事につながるやめ方や、辞めたい気分を紛らわす方法など筆者も数多くぶつかってきた「退職願望」の経験を元にお話していきます。

マジで仕事がクソすぎる!…辞めたい衝動があってもまずは落ち着くこと!

システムエンジニアとして仕事をしていく中で、いつのまにか気持ちは疲弊しきっていて、気がつけば「辞めたい」ということばかり毎日考えてしまうようになってしまった。

そう思ってしまっている人、ひとまず落ち着きましょう。

まず最初に私が言いたいのは、辞める事は何も恥ずかしくない事だという事です。

私もITブラック会社で働いていましたが、理不尽なハードワークっぷりに心身ともに限界を感じて辞めてしまいました。

しかし今でも、「辞めて正解。辞める以外の選択肢はひとつもなかった」としか私は思っていません。

辞める時に上司や同僚が何かきつい事を言って来るかもしれませんが、さらっと受け流してしまいましょう。

そのまま心身を削って疲弊して、いつ終わるとも知れない嫌な仕事を続けていくよりは、はるかにマシです。

誰かが辞めた時に「あいつもう辞めやがった。ダッセー」なんてバカにする様に言う同僚もいましたが、そんな人ほど自分がちょっと悪い立場になると、しっぽを切ったようにさっさと辞めていったりします。

なのでそんなチキンレースみたいな話に付き合う意味は無いと、はっきりと言いきれます。

「じゃあ、生活費はどうするの?」という声もあるかもしれませんが、これも転職先がまだ決まっていなくとも、

・実家に帰る
・失業保険で食いつなぐ
・システムエンジニアの経験を生かして、ひとまずクラウドソージングで働いてみる

など、なんとかなる方法はいくらでもあります。

しかし、「辞めたい」という気持ちがなぜあなたに生まれたのか、その事を漠然としたまま答えを出さずに辞めてしまうのは、少し時期尚早と言えるのではないかと私は思います。

というのも、原因が分からないまま仕事を辞めてしまうと、次の場所でもまた同じあやまちを繰り返してしまう恐れがあるからです。

なぜあなたは辞めたいと思ってしまったのか、まずは自分で自分の心に訊いてみて、その原因を正確に特定する事から始めてみましょう。

なぜシステムエンジニアを辞めたいのか原因を考える

「辞めたい」。

そう思ってしまった事は、もう仕方がありません。では、なぜ辞めたくなってしまったのでしょう。辞めたいと思うのは、

・自分の能力や性格、気持ちに問題があったから

なのでしょうか。それとも、

・会社の方に理不尽な問題があると感じているから

なのでしょうか。「自分が原因」なのか、「会社が原因」なのか、ここをもう少し掘り下げてみて、以下の中に自分に当てはまる具体的な原因はあるか少し見てみましょう。

・「自分に原因がある」と思っていて、辞めたい
・自分の技術不足、技術習得に疲れた
・仕事に向いてない、ITじゃない別の業界で仕事をしてみたい
・「会社(自分以外)に原因がある」と思っていて、辞めたい
・パワハラ など、人間関係につかれた。
・会社がブラック、仕事が忙しすぎる、給料が安い

このあたりが、よくある辞めたい理由として思いつきます。さて、この中にあなたが会社を辞めたいと思っている理由として当てはまるものはあるでしょうか。もしあるのなら、ひとつひとつの原因にたいしていったいどうするのが適切なのかを一緒に考えてみましょう。

原因①自分の技術不足・技術習得に疲れた

ひとつの技術を習得するだけでも大変なのに、IT業界は新しい技術が休む暇もなく出てきます。

もちろん技術者として生きていくからには新しい技術に対応していかなければなりませんが、やはりある程度は新しい技術に興味があったり、好きだという気持ちが無い事には、長く仕事を続けていくのは難しいと言わざるを得ないでしょう。

「IT業界って、スマートで格好よさそう」なんてぼんやりとした考えで業界に入ってきた人がこのパターンに陥りやすいですが、現場はスマートどころかみんなが身を削っていく事で仕事が成り立っています。おそらくそれはどこの職場でも同じ事です。

甘い考えだったと諦めて仕事を辞めてしまうか、自分が頑張ればその分スキルは伸びるのだから、やればできると思ってもう少し頑張って残ってみようと踏ん張ってみるか、少し冷静になって考えてみると良いかもしれないですね。

もう少し続けていくうちにスキルがついてきて、仕事が楽しくなってくるかもしれません。

原因②ITじゃない別の業界で仕事をしてみたい

本当は別の仕事をやってみたかったのに、自信が無かったり周りに流されたりしてIT業界に就職してしまった、というパターンですね。

・「本当は芸能人になりたかった」
・「本当は野球選手になりたかった」

なんて言われたら、さすがに「もう少し冷静になって考えようよ」と言いたくなりますが、

・「本当は本が好きだから、出版業など本に関われる仕事をしたかった」
・「本当は動物が好きだから、ペットショップに勤めたかった」

なんて風に具体的にやりたい事があって言うのなら、私はきっぱりシステムエンジニアを辞めて、そちらの道を追求していく事をお勧めします。自分がやりたくない事をずっとやっていくなんて、限りある人生の中で本当に勿体無い事だと私は思うからです。

原因③パワハラ などの人間関係に疲れた

この場合はもっと上の人に相談してみたりして、どうにもならないようなら会社を辞めて別の会社に転職するか、フリーランスとして働いてみる事をお勧めします。

「辞めたら理不尽な上司に屈してしまうようでかっこわるい。

相手に負けを認めさせたい」なんて考えてしまう人もいるようですが、個人的にはそんな理不尽な人と真面目に関わるだけ、時間の無駄だとしか思いません。

経験上他人があなたのために心を入れ替えて変わってくれるなんていうケースは、宝くじに当たる確率と同じくらい低いです。なので余計なストレスを溜め込む前に、さっさと辞めた方が得策だと私は思います。

原因④会社がブラックで仕事が忙しすぎるし給料が安い

ブラック会社はそもそも自分たちがブラックだという事を分かっていて、その上で従業員を社畜としてこき使っているので、時間が経てば体質改善してブラックじゃなくなるかも、なんて淡い期待は考えない方が良いでしょう。

やはり早急に辞めて別の会社に転職するか、フリーランスになる道を選びましょう。

会社をやめて転職やフリーランスについて考えてみよう

会社を辞めた後で具体的に転職先が決まっているのでなければ、私はひとまず転職支援サイトと、フリーランス支援サイトを覗いてみる事をおすすめします。

これらのサイトはまだ働いている最中でもいくらでも活用できるので、辞めるというリスクを侵す事無くじっくりと次の仕事について調べる事が可能です。

なので辞める事で仕事が無くなる事を恐れている人は、「職場にいるより、ここの仕事の方がずっと条件がいい!」と確信が持てる仕事が見つかるまで、じっくりと案件を探してみると良いかもしれません。

昨今の転職支援、フリーランス支援のサービスは大変充実していて、あなたがお金をいっさい出さずとも転職エージェントがあなたにぴったりな仕事先を見つけてきてくれたり、フリーランスでも会社で貰っていた給料よりも高い仕事がたくさん転がっていたりします。

「フリーランスは収入が不安」と感じている人でも、覗いてみたらその好条件におどろくかもしれませんね。

さて、当然と言えば当然の話ですが、インターネットとIT業界は抜群に相性が良いので、飲食業や運送業といった他の業界に比べネット上で仕事を探す事がはるかに容易です。

今までチェックしていなかった人は、その事を後悔してしまうかもしれないくらい沢山の選択肢が用意されています。

たとえば転職サイトなら

・「レバテックキャリア」
・「TechClipsエージェント」
・「マイナビエージェント」

のようなエンジニア、クリエイターを専門した大手転職サイトが多数存在していますし、フリーランスとして仕事を探すにしても、おなじく

・「レバテックフリーランス」
・「geechs job」
・「フォスターフリーランス」

などがあります。

その中のどれかひとつとしか契約する事はできない、なんていう事は無いので、ためしに複数と契約してみて、どれが自分と相性の良いサービスなのかを吟味してみると良いでしょう。

転職エージェントとして働いている人たちは転職やフリーランス活動をおこなっている人を支援するのが仕事なので、転職について相談すればプロとして熱心に相談に乗ってくれますし、お金がかかる事もないので気軽に話す事ができます。

自分が持っているスキルについてや、あまり残業したくない、収入はこれくらい欲しいなどの待遇面や収入面での相談など、自分の事をきちんと話せば、それに合った条件の仕事をすぐに探してきてくれます。

今の職場より労働条件が良くて年収までアップする可能性だって十分あります。

転職エージェントの人たちは素人では分かりにくいブラック企業の罠なども見抜いてくれるので、質の悪い案件を持ってくる可能性は低いです。

もし転職希望者にブラックな企業を紹介してすぐに辞められでもしてしまったら、担当したそのエージェントの評判やキャリアに響いてしまいますしね。

とは言っても転職エージェントの人を全面的に信用するのではなく、複数のエージェントとやりとりをして、あくまであなたがその中のだれを信頼するのか、そこを自分で決める事はとても重要です。

もし案件を紹介されてもあなたが気が乗らなかったのなら、きっぱりと断って別の案件を探して貰えばいいのです。

気を使って無理して紹介先に行く事もありません。妥協する事無く自分にとって働きやすい環境での仕事を探しましょう。

システムエンジニアを辞めたい時に確認することまとめ

「辞めたい」という気持ちに嘘をついて、長く仕事を続けていく事は困難です。

とはいえあなたにとって辞める事が最適な選択肢かどうかは、自分の状況を分析してみないと分かりません。そして考えた結果「今の会社を辞めたい」という気持ちに変わりはなかったら、すみやかに転職、フリーランス活動への道を探してみましょう。

「会社を辞めたら今までの努力がすべて無駄になる」なんて事はありません。

IT業界は転職やフリーランス活動にたいして特に理解が深いので、いくらでも次の仕事を探す事が可能です。

少しでも自分が自分らしく働け、活躍できる働き方を模索してみましょう。そのために必要な転職、フリーランス支援サービスは充実しているのが現代です!