web系の開発にjavaは必要なスキル?Javaエンジニアの需要とジャバ使いが仕事するために覚える言語

「収入面や将来性でweb系の仕事がいいらしい」などの話をちらほら周りから聞くものの、はたして業務系のjava技術はwebで役に立つのだろうか?と悩んでいる人のために。 Javaは、業務系以外にもweb系にも広く使われている言語で、業界でもシェアが高く人気の言語。 今回はweb系javaに関してを徹底的に説明していきます。 あなたのjava知識がきっと役立つはずです。ぜひ読み進めてください。

web系は「SIer系」か「web系」の2つに分けられる

IT業界の仕事募集のページを見ていると、「web系の仕事」と書かれている仕事案件をよく見かけますよね。 この「web系」という言葉が何を意味しているのか、あなたはきちんと説明できるでしょうか。 まずはそこから解説していきます。 web系とは簡単にいうと、
  • google chrome
  • internet Explorer
  • safari
などのブラウザベースのサービスを作る仕事で、システム開発の依頼をこなす「システムインテグレーター(以下SIer)系」と大別されることが大半です。 IT業界の仕事は「SIer系」か「web系」か、ざっくりふたつに分ける事ができると言っていいでしょう。

web系の代表的なサービス

先ほど言いましたように、web系の仕事とはブラウザ上でやり取りをおこなうサービスを作る仕事となります。 そう言われて、あなたはいったいどんなサービスが思い浮かぶでしょうか? 有名どころを挙げると
・google ・yahoo! ・facebook ・twitter
さらにはAmazonといった誰もが知るサービスもweb系ですし、メルカリやcookpadなどもこれに当てはまります。 これらのサービスは、基本的にWebブラウザーをベースに集客を行い、サービス利用時の広告収益や手数料などで収入を得ています。 SIer系のようにシステムを作成し売りきりで収益を上げるのとは違い、サービスが稼働している限り随時収入が発生する訳ですね。

web系サービスの特徴やメリットは

web系はメンテナンスが多いなどの理由で、常駐エンジニアが多いのが特徴です。 外注やフリーランスに仕事を投げるケースはまれです。 何が言いたいのかと言うと、web系の仕事の多くは「元請け」の会社で行われることが多いということ。 IT業界未経験の人だとピンと来ないかもしれません。 その点をもう少し掘り下げて説明致しましょう。

web系開発メリット①下請け開発が少なめ

システム開発をおこなうSIer系は外部の企業から依頼されてシステム開発をおこなうので、言わば「下請け」と呼ばれる立場になる訳です。 「下請け」は限られた予算とスケジュールで仕事をおこなう事になる訳ですが、多くの場合元請けは最低限のお金しか出したがらないので、下請けでの仕事は薄給激務になるケースが多いのです。 元請けと同じ量か遥かそれ以上の仕事をこなした所で、薄給な事は何も変わらないのです。 それに給料や労働時間だけでなく、その他にも下請けはさまざまな部分で劣悪な環境になっている事が多いです。 たとえば、Sier下請けでは、
  • 社長のワンマン体制が多く、社長の言う事がすべて
  • 規模が小さいので、トラブルが多く社内が荒れやすい
  • オフィスが狭く古い
  • パソコンなど用意されている環境が一通り古いものばかり
  • エンジニアなのに意味の無いスーツ出社が義務
  • 新人や下っ端は単純作業ばかりでなかなかスキルが身に付かない
などなど、これをみて「あーわかるわ−!これうちの会社だ」と思った方もいるのでは? Sier系の下請けはお世辞にも働く上で素晴らしい環境とは言えない事が非常に多いですが、web系ではまれです。 ただし、web系でも下請け会社は存在します。web系でも下流になればSierの下請けと同様に環境は劣悪です。 できるだけ下流の下請け会社には入らないように注意しましょう。

web系開発メリット②自由度が高く年功序列が少ない

web系開発は、
・新しいベンチャー会社が多く、オフィスが新しい ・パソコンも新しい事が多い ・スーツ出社は少ない ・新人でもスキルに応じた仕事が任されやすい
など、SIerより好環境の会社である可能性が圧倒的に高いのは確かです。 それにweb系の仕事は成果主義の所が多く、常駐らしく素早い行動や対応を活かせば若くして出世したり高年収を得る可能性もあります。 年功序列が少ないのもポイントで、非常にフランクな雰囲気の会社が多いのが特徴です。 また、自社サービスを運営している場合は、自社内に決済権があることで、意思決定が早くサクサク要件が決定します。

web系開発でjavaは役に立つのか?

これは、javaを習得しているあなたが一番気になることでしょう。 始めに結論から言いましょう。答えは 「javaでのweb開発の案件は現在多くあるが、これから先の事を考えるとjavaだけじゃない方が良い」 です。 なぜかと言うと、javaはweb系でよく使われる他の言語に比べ、動作が重いしどうしてもコードが長くなってしまうため、将来的には他の言語に置き換わる可能性がありえます。 ですから、今後は他の言語を使える人を雇った方が良い、という会社はこれから先どんどん増えていくでしょう。

それでもjava使いはweb系でも強い

しかしjava使いだからと言って落ち込む必要は無いと言えます。 なぜならjavaは総合的な言語を習得した人にとって、他の言語の習得は比較的容易だからです。 いくらでも応用が利きます。ですから、ここは落ち込まず、この際ひとつくらい新しい言語を覚えてみるくらいの勢いが大切です。 それにjavaがweb系の仕事で他の言語に遅れを取りつつあるとしても、まだ大丈夫。 大きなシステムはたいていの場合、javaと他のプログラミング言語を併用して使用しています。 ですからweb系においてjavaが使えて他の言語も使える、という人材は非常に有利なのです。 想像してみてください。メインでjavaを使いこなし、適材適所で必要な所で他のweb系言語を使う。 そんな無敵の自分になってみましょう。 それでは、次の項目ではweb系でよく使われている言語それぞれの特徴を説明していきます。

java使いがweb系で仕事するために覚える次の言語は?

web系で使うプログラミング言語と言われると、何が思いつきますか?PHP、Ruby、Pythonといったあたりを想像したかと思われます。 それぞれ触った事はなくとも、プログラマならそれなりに聞いた事のある名前ですよね。ついでに、それぞれのおおまかな特徴を説明する事ができるでしょうか。 分からないという人のために軽く説明すると、

PHP

web系に特化したプログラミング言語。HTMLやCSS、フレームワークと合わせて学習する必要があるが、習得は容易。 webサイト開発に便利な標準関数が豊富にそろっているのも特徴。 まったくのプログラミング初心者には良い言語だと思うが、RubyやPythonに将来性では劣ると言えるので、javaが使えるのなら他の言語の方がよいかも。

Ruby

Ruby専用のフレームワークであるRuby on Railsと合わせて使う事で、開発効率が良く保守メンテナンスも短い期間で済む。 かわりにフレームワーク前提のつくりなのでそれに慣れないといけないのと、少々実行速度が遅いのがデメリット。javaとおなじくオブジェクト指向である。 日本人が作成したプログラミング言語なので、問題が起きた時に日本語のネット情報や書籍が手に入るのが大変ありがたい。

Python

紹介した中でもっとも習得が容易であり、web系だけでなく、ビッグデータの分析、AIなど他の開発にも使う事ができる。 高度な仕事が多く収入も期待できるが、プログラミング以外の知識が必要になる事も。 少し独特な記述になっていて、日本ではまだそこまで普及していないので参考となる資料を見つけにくいのが欠点。将来性は高い。 といった所です。 では、どの言語が仕事を獲得するのに良いのでしょうか。 現在の仕事の案件数で言えば
PHP > Ruby > Python
となりますが、将来性で言えば
Python > Ruby > PHP
となる可能性が高いと見られます。 以上の情報を元に、自分の学びたい言語を選んでいくと良いでしょう。

javaができる人ほどweb系にチャンスがある

今となっては当たり前に存在するネットワークも、一般的に普及してからまだ20数年しか経っていません。 それが今ではスマホにパソコンといった物から、車や冷蔵庫に時計といった電子製品にかぎらず、メガネや衣服に野菜にペットといったありとあらゆるものにまでネットワークは介在するようになっていきます。 これをIot(Internet of things)化と呼びます。 Iotはめざましい速度で発展していて、当然その進化にはweb系のエンジニアが関わってきます。 今後もその方面について知識とスキルを蓄えてきた人は、これから先の仕事で優位に立つ事ができると言えるでしょう。 ただし、lot化にそった知識を学ぶにはやはり独学では難しく、環境の整った学校やプログラミングスクールに入る必要がある事が多いかと思います。 IT業界は進化のスピードが速く、次々と新しい知識を覚えていかねばなりません。 しかし逆に言えば、新しい知識についてはまだ多くの人が分かっていないので、あなたがいち早く新技術に着目して学んでいけば、IT業界の熟練者を出し抜いて時代の流れに乗る事も十分可能です。 その際にjavaができるというのは、プログラミング言語を正当に学んでいて、応用して新しい知識も学びやすいという得難いスキルを持っている事になります。 また、「javaしかできない」と思っている人ほど、javaから離れて新しい技術に興味を示してみる事に、大きな価値があると言えるでしょう。

web系のアプリ開発にjavaの必要性まとめ

昨今ではjavaという言語そのものが、phpやRuby、Pythonといった他のweb系向きの言語に人気を取られ、あと数年でオワコンとなるのではと言う人もいます。 しかし、私見ではjavaは大型プロジェクトにかかせない存在でありその需要は依然無くならないはずです。 またjavaができることによっていつでも上で紹介したweb系言語に対応できるという途方も無いメリットが存在しています。 まだまだjava使いの地位は簡単には揺るぎません。 もしjavaが廃れるとしたら、javaと同じくらいスタンダードとなる作りであり、なおかつjavaよりも習得が容易な言語が出てきた時だけでしょう。 javaを使っている皆さんも、新しい技術を学ぶ気持ちがあれば、いつでもweb系に殴り込みにいける事でしょう!]]>