未経験から目指すWebデザイナー!職業訓練の受講の仕方と独学で学ぶ6つの方法

Webデザイナーの種類 最近になって良く耳にするようになったWebデザイナーですが、実際にはどんな仕事を手掛けているのでしょうか? 雑誌などの紙ベースのデザインをWeb上で行うのがWebデザイナーですが、Webサイトならではの基本的なルール、法則もあります。 Webデザイナーは、Webページのデザインだけでなく、企画立案、コーディングなどサイト制作の工程全般を構成するという大切な役割を請け負っています。 また、クライアントの要望に応えて仕事を進めることも大切で、自分のデザインを押し切るだけでは認めてもらえません。 Webデザイナーとしての働き方は大きく分けて4種類あります。

社内Webデザイナー

メーカーなどの企業に所属して、自社のWebサイト制作に従事します。 最近では、IT企業だけに限らず、あらゆる企業の正社員、契約、派遣社員として働くので、 社員としての安定した収入を得ることができます。 自社製品の販売促進、新商品開発に関わることができるため、やりがいもあり、大手企業に転職をしたい人にとっては憧れの業務と言えるかもしれません。

広告代理店・制作会社

広告代理店や制作会社で働くWebデザイナーは、クライアントから持ち込まれたWebサイトを制作することが仕事となります。 自社企業のサイトのみを制作する社内Webデザイナーと違って、様々な業種、分野のWebサイトを手掛けるため、仕事の幅はかなり広がります。 そのため、勉強は必要ですが、スキルを磨くことができるでしょう。

一般企業

外注に出すのが当たり前だった時期を過ぎて、今は企業内で社員をWebサイト制作のために育成するところも増えてきました。 その方が人件費的にもプラスになりますし、社員側としても、働きながらさらなるスキルを勉強することもでき、良い効果を上げていると言って良いでしょう。 中には誰でもが知っているような大手企業も多く存在しているため、Webデザイナーとして採用されても高い年収へとつながる可能性は高いと言えますね。

在宅勤務・フリーランス

自宅や個人事務所で仕事をするフリーランスは、育児中の主婦や、組織に所属せずに自分のスキルを最大限活用したい人にお勧めの働き方です。 Webデザインの仕事は、制作用のパソコンとグラフィックソフトを準備すれば、始めることはできます。 仕事を拡張していくだけのスキルと営業活動ができれば、将来的に安定した収入を得ることも不可能ではありません。

Webデザイナーの仕事内容と流れ

①Webサイトのデザイン構成とレイアウト制作

Webデザイナーの仕事は、Photoshop、Illsutratorなどの画像編集ソフトやイラストを制作するためのソフトを基本とします。 そして、HTML、CSS、JSというプログラム構築までの幅広い業務が求められます。 この段階でディレクターやクライアントに中間報告をし、Webサイトのイメージと合致しているかどうかを確認しておいたほうが良いでしょう。 お互いのイメージを共有するためと、コミュニケーションを図るためでもあります。

②挿入図・グラフ・バナーなど画像制作

Webデザイナーは、サイト全体の制作のみならず、部分的に特化したページの構築を依頼されることも少なくありません。 特に最近は自社製品やサービスをネット広告でアピールするWebバナーは企業内で重要視されるようになってきました。 挿入図やバナー上で使われるキャッチコピーや写真画像は、ディレクターやクライアントから指定される場合も多くなっています。 Webデザイナーはそれらの素材を組み合わせて、新たな画像を制作します。

③イラスト制作

実際には、Webデザイナーとして「イラスト制作」まで手掛ける場面はそれほど多くはありません。 ほとんどが専用のイラストレーターが関与するからです。 しかし、イラスト制作の需要はかなり高まってきており、Webデザイナーであっても、イラストが描けるという場合には、積極的にアピールするのは大いに効果的でしょう。 イラストレーターを外注する会社は多く、イラストまで手掛けられるWebデザイナーは貴重なのです。

Webデザイナーとして必要なスキル

Webデザイナーの仕事はクライアントからの受注によりWebサイトなどの作成することです。 デザインを決めるだけでなく、各ページの配置や、ユーザーの印象を考えながら構成し、レイアウトを決定していきます。 そのことからわかるように、単にデザインのセンスがあれば良いというわけではありません。 画像やイラストなどを組み合わせ、コーディングするのは他のクリエイターが請け負う場合もありますが、Webデザイナーとして、それを全て手掛けられたとしたら、その存在価値はとても高く評価されます。 独学から成功するWebデザイナーとして次のスキルだけは身につけておきましょう。

必要なこと①勉強に必要なツールを購入する

Webデザイナーとしての勉強を始めようと思ったら、準備をしましょう。 パソコンはもちろんですが、「PhotShop」「Illustrator」は画像編集ソフトとして必須です。 このほかにも、「Dreamweaver」「InDesign」などのアドビ社のソフトを使いこなせるようにならなければWebデザイナーとして認められないでしょう。 最初から「PhotoShop」「Illustrator」の両方を揃えるのは経済的に厳しいという場合には、まずは「PhotoShop」を購入しましょう。 これだけでもほとんどのことはできます。 段階に合わせて、徐々に教材を増やしていけば良いのです。

必要なこと②デザインとレイアウトの基本知識を勉強する

どんな個性的なWebデザイナーだとしても、基本的なデザインやレイアウトを押さえておくことは重要です。 レイアウトの規則性を正しく理解し、その法則にのっとって作成することは、クライアントに対しても信頼を得ることができるでしょう。 デザインには基本的なセオリーがあります。そこをしっかりと理解しておかなければ、自分が目指していくWebデザイナーとしての方向性がわからなくなってしまいます。 自分の感性、オリジナリティを大切にしたまま、周囲に伝えやすい作品を作るための基礎を学ぶという姿勢で勉強を進めましょう。 また、色調をあまりに多く使い過ぎないことも大切です。 ベースカラー、メインカラー、アクセントカラーのほかにあと一つくらいの色を入れることで、全体的なまとまりを目指すと良いとされています。

必要なスキル③フォトショップやイラストレーターなどを使いこなす

Webデザイナーの業務用ツールとして使用される画像編集ソフト「Photoshop」や「Illstrator」、「Dreamweaver」などは使いこなせるようになっておかなければなりません。 さらに言えば、プレゼンテーション用に「Excel」や「Powepoint」もマスターしておけば間違いないでしょう。 オフィスソフトと呼ばれるものはしっかりチェックしておくと良いですね。

必要なこと④テキストエディタを勉強する

テキストエディタは「TeraPad」を使用すると良いでしょう。 無料なので、誰でも利用できます。あるいは、「Sublime Text 3」が便利です。 「Sublime Text」は海外エディタなので、英語の言語になりますが、日本語メニューに変更することもできます。 有料ですが、無料お試し期間が無制限で設けられているので、納得してから購入することができます。 自動で色分けができたり、予測変換がついていたりと便利な機能が多く、使い勝手が良いエディタです。

必要なこと⑤HTMLとCSSを勉強する

デザインの勉強と並行して行いたいのが、HTMLとCSSコーディングの勉強です。 現在、ほとんどの会社は、Webデザイナーがコーディングまで行うようになってきています。 最初は簡単な教材から入り、「HTMLとは何か?」くらいのレベルでも良いでしょう。 書店で売っている「HTMLホームページの入門編」のようなもので十分です。

必要なスキル⑥Webサイト構築に関する高い知識

Webサイトを構築する時には、「WordPress」や「MovableType」などのCMSを利用することが多くなります。 また、CSSやJavaScriptはJavaScriptの方がサイズが大きくなることなどを把握しておくなどの知識をつけておきましょう。

必要なこと⑦コンペに参加する

勉強を続けていく中で、それでも一番大切なのは、実際に作品を作って、それを他人に評価してもらうことです。 そのために、Webデザイナーになる前のデザインの実務をする方法として、コンペに参加することが効果的です。 仕事の受注を受けたことがない人でもコンペであれば、誰でも参加することができるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

必要なこと⑧ポートフォリオを作成する

いくつかの作品を制作できるまでになったら、ポートフォリオを作成してみましょう。 ポートフォリオは就職、転職活動において、なくてはならないものです。 最初から背伸びをせずに、デザインはシンプルにし、誰から見てもわかりやすいように、アニメーションをつけるなど、丁寧に作り上げましょう。 まずは自分の感性やポリシーを伝えられるようになることが大切です。

職業訓練に通ってwebデザイナーになることはできるのか

職業訓練に通ってwebデザイナーになることはできます。ただし、それは簡単なことではありません。 なぜなら職業訓練で学べることはwebデザイナーとしての入口であり、全てではないからです。 職業訓練は、地域によって学ぶ内容と期間が異なりますが、学習する期間は3ヶ月~6ヶ月。カリキュラム内は以下の通りです。
  • ビジネスマナー、
  • イラストレーター等を使用した基本的なデザインスキルの学習
  • ポートフォリオの作成
デザインに関しては学科と実技がありますが、実技をどのレベルまで学ぶのかは、職業訓練の期間によっても異なります。 例えば3ヶ月の通学期間の場合、HTMLやCSSのコーディングまでは学習しない可能性が高くなります。 その逆に、通学期間が6ヶ月あればワードプレスやブートストラップなど、webサイト制作の現場でも必要とされるソフトウェアやフレームワークまで学べる可能性があります。 ただ職業訓練でフレームワークやソフトウェアについてまで学べる期待はあまりできません。 なぜならカリキュラムとして提示されていたとしても、各地域の職業訓練によって教育方法は異なるからです。

職業訓練に過度の期待はできない理由

職業訓練は基本的に二種類あります。それは国が運営するポリテクセンターが直接運営しているケースと、民間業者に委託しているケースです。 このような違いがあることから予想できるかもしれませんが、職業訓練は地域によって教える教員のレベル、または教え方の上手さが違うのです。 実際に職業訓練に通ってテキストは充実していたが、ほとんど自習のような環境だったという感想を持つ人も少なくありません。 また、職業訓練でwebデザイナーのカリキュラムが3か月だった場合、勉強時間としても充分ではないからです。

職業訓練はハローワークを通さないと受講できない

ここまで述べてきたような厳しい部分もありますが、職業訓練は未経験者がwebデザイナーになるための足掛かりとしては有用な機会でもあります。 では職業訓練にはどうすれば通うことができるのでしょうか。 職業訓練に通うためには、ハローワークを通さなければいけません。また雇用保険を受給していない、求職者という条件もあります。 ハローワークから申し込みを受け、選考テストに受かることができれば、職業訓練に通うことができます。 ただし職業訓練は欠席や遅刻を繰り返すと受講できなくなる場合があり、厳しい側面もあります。 費用がかからないとはいえ、本気で就職したい気持ちがなければ、気軽に受けるようなものでもないのです。 学校といえば10代後半~20代前半という印象があるかもしれませんが、webデザイナーの職業訓練は年齢の幅はもっと高くなる傾向があります。その年齢層は20代~50代。 またモチベーションやベースとなるスキルも異なります。給付金がもらえるという理由で参加する人もいれば、パソコンを仕事では触ったことがないという人もいます。 デザイナー専門学校に比べると、スキルやモチベーションはバラバラだといえるでしょう。

30代以上のwebデザイナー未経験者が就職するときの注意点

webデザイナーの職業訓練で学ぶなら、実際に就職できるかどうか、また年齢がどの程度影響するのかは気になるところではないでしょうか。 webデザイナーに限らずIT業界全般は基本的に、20代の若手人材が重宝されます。 細かい理由は企業によって異なりますが、IT業界はwebデザインも含めて常に新しいトレンドが生まれ、また必要とされるスキルも新しいものに更新されていきます。 常に学び続けなければいけない職業であることからも、年齢は若い方が重宝される傾向があるのです。 では30代以上のwebデザイナー未経験者が就職する場合、どのようなことに注意すればいいのでしょうか。それは以下の通りで、いくつかポイントがあります。 ・仕事内容を選び過ぎない ・正社員にこだわり過ぎない ・待遇にこだわり過ぎない ・職業訓練を卒業しても独学を続ける 30歳以上になれば家庭を持っている場合もあり、待遇や雇用形態は気になるところかもしれません。 しかし雇用する側からすれば、30代でも40代でも未経験者であることに違いはありません。 また前述したように、IT業界は過酷なところもあり、若い人材が重宝がられる傾向があります。 こういったことを考慮すれば、30代以降の未経験での就職は経験を積むことに重きをおくことが欠かせません。 webデザイナーとしてアルバイトでもスタートすることができれば、実務経験を積むことができます。 実務経験と実績ができれば、正社員への雇用切替や転職、もしくはフリーランスとして独立するなど新たな可能性の扉を開くことができます。

職業訓練に通ったとしても独学が欠かせない理由

職業訓練を卒業すれば、それで勉強が終わるわけではありません。先に述べたように、webデザイナンは常に時代に合ったスキルが求められる職業です。 つまりこの独学ができるかどうか、ということは自分自身のwebデザイナーとしての適正を見極めるポイントにもなります。 実際にパソコンを操作して、webサイトをデザインして、ゼロに戻して、繰り返し作業すること。このプロセスを楽しめることができれば、webデザイナーとしての適性はあるといえるでしょう。 また楽しめなかったとしても、坦々と学びを続けることができるなら、webデザイナーとして長く活躍できるかもしれません。 職業訓練に通ったとしても独学にしっかり取り組むことで、自分自身のwebデザイナーとしての適性を見極めることができるのです。

職業訓練以外で勉強するならどこがいい?

未経験からwebデザイナーになることは不可能なことではありません。 また、職業訓練に行くことは有用な手段の一でもあります。しかし、webデザイナーになるための選択肢は決して職業訓練だけではありません。 専門学校やオンラインスクールもあります。それでは、どこで勉強したらいいのかパターン別に見てみましょう。

①専門学校

最近、最も多いのが専門学校だと言われています。 専門学校にも様々な形態があり、受講者の環境や期間、目的に沿った授業を主とする学校が多くなり、通常の1年制から3年制、あるいは半年制や、夜間専門の学校も増えています。 たとえば、「ライブ授業」「マンツーマン授業」「オンデマンド授業」などのように、自分が好きな形の受講形式を選択して勉強することができるのです。 働きながら、一定の期間通学してスキルを身につける人もいれば、短期間で転職できるほどのスキルを獲得する人もいます。 たとえば、「ライブ授業」では、業界で活躍中の講師が直接指導するという授業です。 様々な知識やWebサイト構築のテクニックなど、現場の体験談などを含めて知ることができます。 「マンツーマン授業」は講師を独り占めして学習できるので、家庭教師感覚で苦手な分野や疑問点もその場で質問し、解決できます。 また、個人的な作品の評価をしてもらえるなど、手厚い授業となりますね。 「オンデマンド授業」とは、PC操作で学ぶビデオ学習です。 サイドモニターを見ながら、制作実習を進めていくので、苦手な部分を繰り返し学習することも可能です。 ライブ授業の合間などに復習として使用する人も多いようです。

②自宅で行う通信講座

家にいながら好きな時間に学習できるのが通信講座ですね。 最近では小さな子供を持つママさんや、まったく異業種のサラリーマンの方にも人気が高まっているようです。 通信講座も様々ですが、ほとんどのところが3か月から1年くらいの受講期間としています。 しかし、中には短期講座として、2週間からというところもあり、最低限の知識を身につけたいという人にとっては便利かもしれません。

③企業内の講座

現在は各企業内でWebデザイナーとして育成をする会社も増えてきました。 全くの未経験者の社員でも、先輩社員や上司によって、その知識を身につけたり、実践で技術を磨いていく、という企業戦略です。 企業にしてみれば、一人でも多くの社員をWebデザインもできるように育成することには大きな意味があり、社内でそのような講座を持っている会社もあるようです。

未経験から目指すWebデザイナー!職業訓練の受講の仕方と独学で学ぶ6つの方法のまとめ

スキルを磨いていくWebデザイナーとしての覚悟があれば、未経験からの独学でも十分に活躍し、安定した収入を得る将来性はあると考えて良いでしょう。 まずは、企業、制作会社などで経験と実積を積み、スキルを磨き、様々な資格を習得することから始めるのがお勧めです。 自分の作品に自信が持てるようになったら、少しずつコンペに参加したり、クライアントにアピールするなどの活動を初め、最終的にフリーランスを目指すことも考えたら良いのではないでしょうか? webデザイナーとして、様々な働き方がありますから、自分に合った形を選択し、目標を持って将来を見つめていけるはずです。]]>